VisitorService

クラス: VisitorService

以下は、Kotlin用のVisitorServiceモジュールの一般的に使用されるメソッドとプロパティをまとめたものです。

overrideVisitorServiceUrl

TealiumConfigオブジェクトの拡張プロパティ。VisitorServiceモジュールがプロジェクトに含まれている場合にのみ利用可能です。

VisitorServiceモジュールがVisitorProfileオブジェクトを取得するために使用するURLを上書きします。 デフォルトのURL: "https://visitor-service.tealiumiq.com/{ACOUNT_NAME}/{PROFILE_NAME}/{VISITOR_ID}"

val config = TealiumConfig(...)
config.overrideVisitorServiceUrl = url

overrideVisitorServiceProfile

TealiumConfigオブジェクトの拡張プロパティ。VisitorServiceモジュールがプロジェクトに含まれている場合にのみ利用可能です。

VisitorServiceモジュールがVisitorProfileオブジェクトを取得するために使用するTealiumのプロファイル名を上書きします。デフォルトでは、VisitorServiceモジュールはTealiumConfigで構成されたプロファイル名を使用します。

val config = TealiumConfig(...)
config.overrideVisitorServiceProfile = "main"

requestVisitorProfile

VisitorProfileが更新されるように要求するメソッド。これは、各ディスパッチ、またはディスパッチのバッチがTealium Customer Data Hubに送信された後に発生します。

このメソッドを使用して、他の任意の時点で更新を要求します。これはネットワークリクエストを行うため、コルーチンから呼び出す必要があるsuspend関数です。メインスレッド上では呼び出されません。

runBlocking(Dispatchers.IO) {
    tealium.visitorService?.requestVisitorProfile()
}

visitorServiceRefreshInterval

VisitorProfileデータの更新間隔を秒単位で構成します。requestVisitorProfile()への呼び出しはこの構成を無視します。

デフォルト: 300 (5分)

val config = TealiumConfig(...)
config.visitorServiceRefreshInterval = TimeUnit.MINUTES.toSeconds(30) // 30分

インターフェース: VisitorUpdatedListener

VisitorUpdatedListenerはリスナークラスです。更新があるたびにVisitorProfileの最新バージョンを受け取るために登録します。実装する必要があるメソッドは1つだけです：onVisitorUpdated(visitorProfile: VisitorProfile)。

onVisitorUpdated

既存のクラスにonVisitorUpdatedメソッドを実装するか、Tealiumインスタンスを作成した後に匿名オブジェクトを渡します。以下の例は後者を示しています。

val tealium = Tealium.create(...) {
    events.subscribe(object : VisitorUpdatedListener {
        override fun onVisitorUpdated(visitorProfile: VisitorProfile) {
            Logger.dev("--", "VisitorProfile updated: $visitorProfile")
        }
    })
}

利用可能なプロパティの詳細については、VisitorProfileのドキュメンテーションを参照してください。