データレイヤー
各モバイルコンポーネントはデータレイヤーに変数を追加します。以下のセクションでは、各モジュールに含まれるすべての変数を示します。
値はすべて文字列に変換されます。ただし、iQ拡張機能またはTealium EventStreamエンリッチメントを使用して、必要に応じて数値を強制的に数値型に戻すことができます。
自動トラッキングされるすべてのイベントは属性autotracked="true"
を設定します。
アプリデータ
ホストアプリケーションのプロパティ。
イベント属性 | 型 | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
app_name |
String |
アプリケーション名 | "Digital Velocity" |
app_rdns |
String |
逆引きDNSのバンドルID/パッケージ名 | "com.digitalvelocity.alpha" |
app_version |
String |
アプリケーションのバージョン | "1.2.0" |
Collect
プラットフォームのネイティブURL通信サービスを使用して、TealiumのCollectサービスへのネットワーク要求としてトラッキングコールをディスパッチします。
イベント属性 | 型 | 値 |
---|---|---|
dispatch_service |
String |
"collect" |
キャリアデータ
モバイルキャリアに関する情報を提供します。
イベント属性 | 型 | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
carrier |
String |
キャリアの名前 | "AT&T" |
carrier_iso |
String |
キャリアのISO 3166-1国コード | "us" |
carrier_mcc |
String |
モバイルITU-T E.212国コード | "us" |
carrier_mnc |
String |
モバイルネットワークコード | "410" |
同意管理
同意トラッキング設定に関する情報を提供します。
イベント属性 | 型 | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
policy |
String |
同意を得る際に従ったポリシー | "gdpr" |
consent_status |
String |
ユーザーの現在の同意ステータス | "consented" |
consent_categories |
[String] |
ユーザーが選択した同意カテゴリの配列 | ["analytics", "cdp"] |
デバイスデータ
ホストデバイスに関する情報を提供します。
イベント属性 | 型 | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
device |
String |
デバイスの名前 | "iPhone 6s" |
device_architecture |
Number |
デバイスのビットアーキテクチャ(32、64など) | 64 |
device_advertising_id |
String |
オプションのAdvertising Identifier。すべてのデバイスで自動的に使用できるわけではありません | "03402320-245A-4ED4-BEAE-A1F50E21C55E" |
device_battery_percent |
Number |
デバイスのバッテリー残量のパーセント(整数) | 100 |
device_cputype |
String |
CPUのタイプ(arm6、arm7など) | "ARM64" |
device_ischarging |
String |
デバイスが現在充電中かどうか(true/false) | "false" |
device_language |
String |
2文字のISO-639-1言語識別子(en、jaなど) | "en" |
device_orientation |
String |
イベント発生時のデバイスの向き(縦向き、横向きなど) | "Portrait" |
device_resolution |
String |
デバイスの解像度 | "750x1334" |
ライフサイクルイベント
起動、スリープ解除、スリープの各アプリケーションライフサイクルイベントの自動トラッキング機能を提供します。
イベント属性 | 型 | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
lifecycle_ dayofweek_local |
Number |
現地曜日(1 =日曜日、2 =月曜日など) | 3 |
lifecycle_ dayssincelaunch |
Number |
最初の起動から経過した日数(整数の増分) | 0 (24時間がまだ経過していない場合) |
lifecycle_ dayssinceupdate |
String |
アプリがアップデートされてから経過した日数(整数の増分) | "1" |
lifecycle_ diddetectcrash |
String |
起動時に特定されたクラッシュがあったかどうか | "true" |
lifecycle_ firstlaunchdate |
String |
起動が最初に検出されたときのGMTタイムスタンプ(ISO-8601形式、協定世界時) | "2016-05-16T16:32:04Z" |
lifecycle_ firstlaunchdate_ MMDDYYYY |
String |
起動が最初に検出されたときのGMTタイムスタンプ(MM/DD/YYYY形式) | "5/16/2016" |
lifecycle_ hourofday_local |
Number |
現地時間(24時間表記) | 13 |
lifecycle_ isfirstlaunch |
String |
最初の起動である場合は"true" (それ以外の場合は入力なし) |
"true" |
lifecycle_ isfirstlaunchupdate |
String |
検出されたアプリバージョンアップデート後の最初の起動である場合は"true" (それ以外の場合は入力なし) |
"true" |
lifecycle_ isfirstwakemonth |
String |
現在の月の最初の起動イベントである場合は"true" (それ以外の場合は入力なし) |
"true" |
lifecycle_ isfirstwaketoday |
String |
現在の日の最初の起動/スリープ解除イベントである場合は"true" (それ以外の場合は入力なし) |
"true" |
lifecycle_ lastlaunchdate |
String |
以前に記録された起動のGMTタイムスタンプ(ISO-8601形式、協定世界時)(最初のセッション内である場合は入力なし) | "2013-07-11T17:55:04Z" |
lifecycle_ lastsleepdate |
String |
以前に記録されたスリープイベントのGMTタイムスタンプ(ISO-8601形式、協定世界時) | "2013-07-11T17:55:04Z" |
lifecycle_ lastwakedate |
String |
以前に記録されたスリープ解除イベントのGMTタイムスタンプ(ISO-8601形式、協定世界時) | "2013-07-11T17:55:04Z" |
lifecycle_ launchcount |
Number |
最新バージョンへのアップデート後にアプリケーションを起動した回数(整数)(新しいバージョンが検出されたらカウントを再スタート) | 3 |
lifecycle_ priorsecondsawake |
Number |
起動イベント中にのみ入力されます。アプリケーションがスリープ解除されてからスリープ状態になるまでに稼働状態であった秒数(整数)。起動イベントまでに起こったすべてのスリープ解除とスリープの総計。 | 148 |
lifecycle_ secondsawake |
Number |
スリープイベント中にのみ入力されます。アプリケーションが前回スリープ解除されてからスリープ状態になるまでに稼働状態であった秒数(整数)。 | 480 |
lifecycle_ sleepcount |
Number |
アプリがスリープ状態/バックグラウンド処理になったことが検出された総回数。 | 3 |
lifecycle_ totallaunchcount |
Number |
アプリがインストールされた後で行われた起動の総回数。アプリケーションが削除されて再インストールされた場合にのみリセットされます。 | 5 |
lifecycle_ totalsecondsawake |
Number |
アプリケーションが稼働状態であった期間の総秒数。アプリケーションが削除されて再インストールされた場合にのみリセットされます。 | 800 |
lifecycle_ totalsleepcount |
Number |
アプリケーションがスリープ状態になったことが検出された総回数。アプリケーションが削除されて再インストールされた場合にのみリセットされます。 | 8 |
lifecycle_ totalcrashcount |
Number |
アプリケーションがスリープイベントを適切にログに記録できなかった結果、クラッシュが原因でライフサイクルシーケンスに不一致が生じた総回数。アプリケーションが削除されて再インストールされた場合にのみリセットされます。 | 2 |
lifecycle_ totalwakecount |
Number |
起動とスリープ解除の総回数。アプリケーションが削除されて再インストールされた場合にのみリセットされます。 | 7 |
lifecycle_type |
String |
ライフサイクルイベントのタイプ | ["launch" , "wake" , "sleep" ] |
lifecycle_ updatelaunchdate |
String |
アプリのバージョンアップデートが検出された後の最初の起動/スリープ解除のGMTタイムスタンプ。ISO8601形式、協定世界時。 | "2016-05-16T16:32:04Z" |
lifecycle_ wakecount |
Number |
このバージョンのアプリケーションの起動とスリープ解除の総回数。新しいバージョンのホストアプリケーションが検出された場合にリセットされます。 | 34 |
オフラインキューイング
たとえば、デバイスが一時的にネットワーク接続を失ったときなどに、後で配信できるようイベントディスパッチデータを保持します。
キューに入れられたディスパッチデータ内の次のイベント属性を入力します。
イベント属性 | 値 |
---|---|
was_queued |
"true" |
Tag Management
Tealium iQ Tag Managementで構成されたベンダータグを非表示のWebViewで実行します。
イベント属性 | 値 |
---|---|
dispatch_service |
"tagmanagement" |
Tealiumデータ
すべてのライブラリに存在するデフォルトのイベント属性。
イベント属性 | 型 | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
tealium_event |
String |
イベントのタイトル。Tealiumによって提供されるトラックコールの「title」引数によって入力される値。一意である必要はありません。 | "button_tapped" |
tealium_random |
Number |
イベントごとに生成される16桁のランダムな数字。16桁の長さを維持するためゼロで事前にパディングされます。 | 1234567890123456 |
tealium_account |
String |
Tealium統合ライブラリの初期化に使用されるTealiumアカウント名。 | "companyXYZ" |
tealium_environment |
String |
Tealium統合ライブラリの初期化に使用されるTealium TIQ環境。 | ["dev" , "qa" , "prod" ] |
tealium_library_name |
String |
プラットフォーム統合ライブラリの名前。 | "swift" |
tealium_library_version |
String |
プラットフォーム統合ライブラリのバージョン。 | "1.2.0" |
tealium_profile |
String |
Tealium統合ライブラリの初期化に使用されるTealiumプロファイル名。 | "main" |
tealium_datasource |
String |
Tealium Customer Data Hubによって提供される6桁の英数字からなる識別子 | "abc123" |
tealium_session_id |
Number |
最初のイベントのミリ秒単位のUNIXエポックタイムスタンプ(小数部なし)。新しいセッション(通常は新規の起動)が開始された後でリセットされます。 | 1496350751928 |
tealium_visitor_id |
String |
ユーザーを区別する一意のアプリデバイス訪問者ID。Collectサービスで必要。 | (32文字の英数字) |
tealium_timestamp_epoch |
Number |
UTCでのUNIXタイムスタンプ。 | 1496350751 |